都市ガスを燃焼させて蒸気を作り、夏季は主に冷水製造、冬季は暖房や給湯に利用します。第1プラントには5台の炉筒煙管ボイラーが設置されています。
密閉された圧力容器に水を溜め、ガスを燃焼させ過熱し「蒸気」をつくる装置です。ボイラーを取り扱うには専門の資格が必要です。
暖房や冷凍機から戻ってきた還水をボイラー給水に再利用するために貯留しています。
特高2回線ループ受電。TBS放送センターとの設備共用受電方式を採用しています。
冷凍機からの要求に対し、インバーターで流量を変化させ省エネを図っています。
赤坂パークビルへ熱供給しています。
外気を取り入れて冷凍機室に風を送っています。
冷媒に水を用いて冷水を作り出す機器です。 冷凍サイクルに蒸気とTBS CGSの排熱を全量回収使用しています。
冷媒に水を用いて冷水を作り出す機器です。 冷凍サイクルに蒸気を使用しています。
冷凍機内では、真空状態の下で蒸発気化しやすい冷媒(純水)を蒸発器で蒸発させ、14℃の冷水から蒸発潜熱を奪って6℃の冷水へ冷やす一方、蒸発器で蒸発した水蒸気は塩水(臭化リチウム溶液)に吸収され、薄くなって吸収能力が弱くなった塩水は蒸気で過熱濃縮し濃い塩水は再び吸収器へ、水蒸気はクーリングタワーの冷却水で凝縮され蒸発気化しやすい冷媒として再生する事で連続的に冷水を取り出します。このように蒸発→吸収→再生→凝縮という以下の4つのプロセスを冷凍機内で繰り返し冷水を製造します。
冷媒にフロンを利用して冷水を作り出す機器です。さらにインバーター化することで高効率な運転が可能です。
ターボ冷凍機の冷媒は「フロン」を利用しています。「フロン」を気体→液体→気体…という変化を連続的に繰り返す事で“冷たい水”を作り出します。具体的には、 ・凝縮器から運び込まれた液体のフロンは蒸発器で“暖められた冷水”から熱を奪い“冷たい水”を作り出します。 ・熱を奪い蒸発し気体となったフロンは、電動機と接続された圧縮機の遠心力により凝縮器へ移動し冷却水により再び液体に戻されます。 ・液体となったフロンは、膨張弁で減圧し蒸発器へ送られ“冷たい水”を作る役割を担っています。