赤熱24時

“暑さ寒さ”は赤熱におまかせを!ということで、赤熱を支えるスタッフの24時間に密着しました。 巨大な冷水ポンプや冷凍機が立ち並び、天井一面にパイプが這いまわる・・・赤熱第2プラントは赤坂の地下20mにある巨大“熱工場”です。 朝8時 オフィスの始業時間が近づくと、その日の電力負荷に合わせてCGSを始動し発電した電気をBizタワーに供給します。 赤熱には2台のCGS (コージェネレーションシステム)があり、東京電力の電力系統と連携しています。 CGSはガスで発電しますが、その時に出る排熱蒸気を冷凍機の熱源にも利用できる大変効率的なシステムです。 右扉内のCGSから排熱が左のボイラーへと送られ冷暖房の熱源となる蒸気を製造します。 CGSの燃料はCO2削減効果の高い天然ガス(都市ガス)を使用しています。緊急時のガス遮断弁は毎日点検します。 朝9:30 こちらはTBS放送センター地下にある赤熱第1プラントの「中央監視室」です。 通称“朝会”。泊り勤務者から日勤者への引き継ぎや、その日の作業予定などが報告されます。 離れたBizタワーにある監視室とはマイクを通してやりとりされます。 今日も一日、事故のないように氏神さまも見守ってくれています。 10:00 熱供給先受入施設の巡回に出発。サカス敷地は広いです。 赤坂ACTシアターと赤坂BLITZに来ました。 赤熱から送っている冷水・蒸気(還水)などの水を採取して持ち帰ります。 次は「赤坂ザ・レジデンス」です、サカスは広いだけでなく起伏も結構あります。 こちらは供給先(Bizタワー)の受け入れ設備です。 受入設備からの水採取は週に一回行います。 集めた水をここで分析します。 試薬でマグネシウムやカリウムの混入を検査します。 腐食を防ぐためにPh値でチェックしています。 TBS放送センターの地下にある第1プラントでは、ボイラの定期検査が行われていました。 燃焼バーナーを外し、ボイラ内の水も全て抜いて検査は行われます。 バーナーはロケットエンジンのようです。天然ガスを燃やした炎がここから吹き出します。 検査は年1回で、合格しないと運転はできません。プラント所長が見守る中、検査が続きます。 無事検査が終了すると、ボイラの復旧作業です。水位を測定する機器の検査をしています。 ボイラ内の水に酸素が混入すると錆びが出るので注水しながら脱酸素剤を注入します。 注入した脱酸素剤が適正量であるかを検査します。そして・・・ 点火です・・・ 点検口から見たバーナーの燃焼炎です。燃焼温度は一気に1,000度に上昇し、1時間当たり6トンの蒸気を作ります。 外は真夏日、ボイラ室での作業は汗だくです。 ボイラの中の空気を抜きます。 5台あるボイラはその日の必要な蒸気量に合わせて運転台数が決められます。 弁の緩みは事故につながるので入念にチェックします。 TBSが所有する2台のCGSが発電時に排出する高温水を使って、この吸収式冷凍機が冷水を製造します。 ボイラやCGSで作られた蒸気が集められ(右側5本)、供給先とプラント内冷凍機に送られます。 プラント内にはモーターも沢山あります。回転軸にブレが出ていないか振動を測定しています。 検査は半年に1回行われます。 第2プラントではBizタワー屋上の冷却塔を巡回中です。 冷却塔内部で見上げている先は・・・ 直径4.3mの巨大冷却ファンです。第2プラントの冷凍機1台に対し1台の冷却塔があります。 “聴音棒”でモーターに異音が出ていないかを点検します。 “無事故無災害”を目標として、 2つのプラントでは設備の作動状況を昼夜監視しています。 これからも赤熱は24時間、365日お客様に“熱”を安定供給し続けていきます。